私たちの暮らしに欠かせない「木」。
住宅の建築には欠かせないだけでなく、設備や建具、家具など多くの場面において木に触れることは多いですよね。

私たちに関わる「木」は、木工業に携わる皆さまによって支えられています。

木を切る、木を削る、木を加工するなどさまざまな作業は、工場や作業場において電気かんなや集塵機、パネルソーなどを電気で動かすことによって精密な作業が可能となっています。

それらを稼働させることによって電気コストが必要になりますが、さらに時期によっては工場内の環境を整えるためにエアコンなどの稼働も必要となり、どうしても電気コストが高くなりがちです。
そのため木工業に取り組むうえで、電気代を少しでも低くを抑えるために電子ブレーカーを設置するメーカーや工場が増えています。

は木工業が電子ブレーカーを導入するメリットについて、詳しくご説明します。

木工業で電子ブレーカーを導入するメリット

木工業において電子ブレーカーを導入することで、消費電力を抑制させることができますから、電気コストを下げることができます。

木工業における電気コストの実際

一般的に木工業に取り組む作業場や工場においては、消費電力の高い月を基準として電気契約を結んでいますので、消費電力が少ない月には料金が割高になってしまいます。

建築メーカーや家具製造業など木工業に取り組む工場であれば、手押しかんな盤、面取り盤、昇降盤、ベルトサンダー、ホゾ取り機、バンドソー、角ノミ機など、さまざまな電気設備が用意されています。

木工作業を効率よく行うために、これらの電気設備を稼働させることが重要なのです。

工場や作業場は、稼働している時間帯において消費電力はかなり高くなります。
さらに夏場や冬場などにおいてはエアコンによって、通常よりも消費電力が高くなる傾向にあることも分かりました。

木工業で電子ブレーカーを導入するメリット

電子ブレーカーを導入することで、電気契約の見直しを行うことができるために電気コストを下げることができます。

電子ブレーカーを設置する場合には最大電気消費量の目標値を設定し、その目標値をもととした電気契約となるからです。
基本料金を下げるだけではなく、電子ブレーカーの自動制御によって毎月の電気消費量を下げることが可能となります。

そのため効果が数字となって現れてくるので、電気代が安くなったという実感も持つことができるのです。

木工業に電子ブレーカー導入するとなぜ電気代が安くなるのか

電子ブレーカーの導入によってなぜ電気代が安くなるのでしょうか。

電気契約を「負荷設備契約」から「主開閉器契約」へ

電子ブレーカーを導入すると、電気契約を「負荷設備契約」から「主開閉器契約」へ変更することが可能です。

一般的に木工業を営むメーカーや工場においては、電気会社との契約が「負荷設備契約」になっています。
この負荷設備契約は電力量の最大値によって決定する仕組みです。

繁忙期など、設備機器を稼動させる時間が長い場合や、夏場や冬場などのエアコンの稼働が多かった月では、無論他の月よりも電気量が多くなります。

電気消費量が最大であった月を基準として基本料金を決めますので、電気消費量が少なかった月においても基本料金は割高となってしまうのです。

しかし電子ブレーカーを設置することによって、電力会社との契約を主開閉器契約に変更できます。
主開閉器契約は最大の電力量を目標値として設定しますので、電子ブレーカーを設置した次月から基本料金の削減が可能です。

基本料金自体が下がり導入効果が高いといえますので、電気消費量の多い木工業において導入するメーカーや工場が増加傾向にあります。

電子ブレーカーとはどのようなものなのか

電子ブレーカーは設定された電力量を超えないように電気の流れを測定し、超えるような場合でも数分から十数分程度であればブレーカーが落ちることはありません。

ネオコーポレーションの電子ブレーカー「N-EB」シリーズの設置事例

ネオコーポレーションでは電子ブレーカー「N-EB」シリーズをご提供しており、2019年3月に累計販売台数17万台を突破しています。

木工業の作業場へ設置したところ、もともと13kwであった最大電気消費量が6kwにまで削減できました。
1か月で7,325円、年間で9万円ほどの電気代を削減に成功しています。

木工業において電気設備を数多く稼働させても、ブレーカーを落とすことなく電力消費量を抑えることができるのです。

電子ブレーカー「N-EB」シリーズの設置においては、調査・申請・設置工事など初期導入費用はいただいておりません。
削減できた電気料金の一部を費用としています。

そのため初期費用において負担感を感じることなく、さらに電気代削減を実感することができるのです。

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