電子ブレーカーを導入して主開閉器契約のプランに変えることで、低圧電力の基本料金を大きく削減できると期待されています。本当に低圧電力の基本料金は安くなるのか、その仕組みや導入のメリットをご紹介しましょう。

電子ブレーカーで基本料金が安くなる

低力電力のプランには「負荷設備契約」と「主開閉器契約」の2種類があり、電子ブレーカーを利用するには後者に切り替える必要があります。主開閉器契約は平成8年度(1996年)に認可されましたが、契約プランを見直さず従来の負荷設備契約をしている企業や施設などが多いとされています。簡単に2つのプランについてご説明しましょう。

負荷設備契約

各電気機器の容量の総合計となるkW数を契約容量とします。使用する全ての電気機器の合計となるので、それが契約上使用できる最大容量に該当します。また、契約容量は稼働頻度や使用する電気量に関わらず合計され、使用していない設備も加えられるので基本料金が高めです。常時稼働するエスカレーターやエレベーターなどは基本料金が高くなりやすいでしょう。

主開閉器契約

電気機器が稼働する際に流れる電流地位を一定以下に保つために電子ブレーカーを設置し、そのブレーカーに流れる電流値に応じて契約容量が決定します。機器の合計でないため、使用電力量が同じでも負担設備契約よりも基本料金を節約できるわけです。

一般的な商店やマンションなどは同時に全ての設備を稼働することはないので、負荷設備契約だと損をしている可能性があります。その懸念から、電子ブレーカーを用いて主開閉器契約に切り替え、コスト軽減に成功している企業や施設は多く見られます。

電子ブレーカーを使うメリット

電子ブレーカーを使うメリットは電気料金を抑えつつ、安全に電気を使えることです。一般的なブレーカーは一定以上の電流が流れた時、過電流発生熱を感知して電流を遮断し、設備や配線を保護します。一方、電子ブレーカーは電流値を数値的に感知しJIS規格の最大許容範囲で電力を使えるように動作をコントロールしています。

電流の強さや時間を監視しているので、電力は遮断されず安全性を保ちながら設備を稼働させることが可能です。例えば、短時間の稼働でも電力の負荷変動が大きな設備の場合、許容範囲を超えれば一般的なブレーカーだと電力が遮断され、ブレーカーが落ちてしまいます。

一方、電子ブレーカーなら一時的に定格以上の電流でも短い時間で、定格以下に制御できるので、ブレーカーが落ちる心配はありません。停電や作業中断といったトラブルのリスクも軽減されます。

まとめ

電子ブレーカーを提供する企業はいくつかありますが、中でも「ネオ・コーポレーション」は優れた販売実績を持っています。2004年に「N-EBシリーズ」の発売を開始し、2018年8月時点で累積販売台数は15万代を突破しました。導入されている業種は多岐にわたり、多くの企業や施設でコスト削減を実現しています。低圧電力の基本料金を見直したい方は、ネオ・コーポレーションの電子ブレーカーの設置を検討してみてはいかがでしょうか。