感震ブレーカーとは地震が発生した際、設定値以上の揺れを感知するとコンセント、またはブレーカーなどの電気器具を自動的に止める装置のことをいいます。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災、及び2011年3月11日に発生した東日本大震災では、電気器具の転倒や停電時の復旧時に多くの場所で火災が発生しました。それを踏まえて震災時に想定される火災対策の一つに、感震ブレーカーが有効になるため現在普及し始めています。ここで、感震ブレーカーの概要や対策効果について解説していきましょう。

感震ブレーカーの特徴

感震ブレーカーは、震災時に電気機器が原因とする火災対策に有効な装置です。一般的なブレーカーは漏電には対応していますが、火災対策の効力はありません。感震ブレーカーは地震を感知し、電気を止めるまで数分程度猶予を持たせるタイプのものから電気を遮断させるコンセントタイプ等ありますが、設置場所や状況などによって使い分けることが可能です。

大きな地震が発生すると送電線の保安点検が入り、一時的に停電になることがあります。二次災害が起こるのは、停電から電気が復旧した時に発生しやすい現象です。通電火災などの二次災害に備えて、感震ブレーカー装置を利用するようにしましょう。

感震ブレーカーの種類について

感震ブレーカーにはいくつかの種類があります。ここで分電盤タイプ・コンセントタイプ・簡易タイプ、それぞれの特徴を見ていきましょう。

分電盤タイプ

分電盤タイプは内蔵型と後付型のタイプがあります。内蔵型は装置に内蔵されているセンサーが揺れを感知して、ブレーカーを落とし電気を遮断する仕組みです。後付型は感震機能が外付けされており、漏電ブレーカーが設置されている場合に利用できます。

コンセントタイプ

コンセントタイプは内蔵されたセンサーが揺れを感知し、コンセントを経由して電気を遮断する仕組みです。コンセントを差し込むだけで使用できるため、分電盤タイプと違い電気工事の必要はありません。

簡易タイプ

簡易タイプはバネの動作や重りの落下によって即座にブレーカーを落とし、電気を遮断する装置です。既存のブレーカーに直接設置するだけで使用できます。感震ブレーカーにはいくつか種類がありますが、設置の必要性は極めて高いことがわかりました。

まとめ

ネオ・コーポレーションでは、震災時に発生する火災を防ぐために産業用の感震ブレーカーを開発しています。揺れを感知した場合に電気を遮断する感震検知機能の他に、倒壊検知機能や供給遮断検知機能、通電再開時の安全対策としても有効な装置です。特許取得済の装置であることから、一般家庭以上にリスクが想定される工場や事業所などでの利用に大きな効果をもたらすでしょう。