電子ブレーカーを使った電気代節約。
一度はやってみようと思われた方もいるでしょうしそれっていったい何?という人もきっといることでしょう。
そこでここでは、電子ブレーカーで電気代節約のその基本についてみていきます。
電子ブレーカーとは
電子ブレーカーとは、簡単に言うと低圧電力の基本料金を削減できる機械、です。
低圧電力とは、一般に工場や商店、マンション共用部、エレベーターやモーターといった動力に使われる電力で、一般家庭では使われてはいません。
ですので、ざっくりといえば、事業所や工場で使われる商用電気の削減に使えるもの。
といった認識で間違っていません。
電子ブレーカーでなんで安くなるの?
平成8年に低圧電力の契約プランとして「負荷設備契約」と「主開閉器契約」という二つの契約プランから選べるようになりました。
両者を簡単に説明すると、前者は動力(200V)機械設備の容量を総合計(KW)し その最大値で基本料金を取ります。
後者は、機械が稼働している時の電流値をもとにブレーカーの大きさで基本料金を取るのです。
つまり前者は「どれだけ使えるか」であり後者は「どれだけ使うのか」で決まるというわけ。
当然そうなると後者の方が、基本料金は安くできるのですが、ではなぜ電子ブレーカーだと安くなるのかについては次を見てみましょう。
電子ブレーカーでなんで安くなるの?
主開閉器契約の場合、事業所や工場で使う目標値を小さくすればするほど安くなります。
そう、ブレーカーの大きさに基本料金が比例するのですからブレーカーを小さくすればいいのです。
とはいえ、従来のブレーカーだと、想定していたより大きな電力を使ってしまった場合、問答無用でブレーカーが落ちてしまうのです。
これは、大変ですよね。
しかし、電子ブレーカーは、コンピューター制御なので短時間のピーク超過であればブレーカーは落ちません。
だからこそ電子ブレーカーは注目されているわけです。
適切な契約容量で電気代をしっかり節約
ものすごく簡単に、シンプルに説明しましたが、おわかりいただけたでしょうか。
電子ブレーカーは安全に契約容量を切り替えて、最適な基本料金まで削減するのに非常に役に立つシステムです。
ぜひ一度その詳細について、お問合せしてみてください。
経費削減の第一歩は、電子ブレーカーで決まりです。