企業においては大量の電気を使用することが多く、多額の電気代に頭を悩ませている経営者も少なくありません。その原因は電気の使用量にもありますが、意外と悩ましいのが基本料金です。これは利用しても、しなくても変わらない金額で徴収されるものですから、基本料金を安くすることで電気料金を軽減出来る場合も少なくありません。

電子ブレーカーは、動力を利用する工場、商店などにおいて電気料金を節約する上で非常に有効な手段です。その理由は、電子ブレーカー自体が、通常のブレーカーと異なり、電気代の削減に特化した製品だからです。

低圧電力の契約は、大きく2つの方法があります。負荷設備契約といわれる方法と主開閉器契約という方法です。負荷設備契約は接続されている機器の最大利用電流で契約する方法で、事業所が持っている設備全部を稼働した際のピークを基準に基本料金が算出されます。事業所の設備の数が多く、設備の出力が大きければ大きいほど、より多くの基本料金がかかります。

一方、主開閉器契約の場合は、仕事場で最も多く使う時の電流をあらかじめ決定し、ブレーカーを利用して、それ以上は使用できないように制限します。使用する電流が少なければ少ないほど、基本料金も低く設定することができます。ただし、ブレーカーで制限した電流値以上を使用すると、ブレーカーが電流を遮断し、設備を使用することが出来なくなります。

負荷設備契約は、使用できる電流値に制限はありませんが、その分基本料金が高くなります。主開閉器契約については、基本料金を安く出来ますが、電流が制限されるため、今までどおり設備が使えなくなる場合があります。

負荷設備契約のように問題なく設備を利用できる状態で、主開閉器契約により基本料金を安くすることを実現できる製品が電子ブレーカーになります。

電子ブレーカーは、従来の機械式のブレーカーとは異なり、正確な電流値で遮断する事ができるため予測した利用範囲での利用ができることが挙げられます。従来の機械式のブレーカーの場合には電流による熱で接続を遮断する構造の物が多く、そのため外気の状態などによりその開閉電流が変化するというデメリットが有りました。そのため安定した利用を行うためには余裕を持った容量の契約を行う必要があり、結果的に基本料金があまり下がらなかったり、下がったとしても予期しないトラブルで電流が遮断されたりします。

機械式のブレーカーではできない範囲の基本料金削減と、環境に左右されない安定した稼働が電子ブレーカーでは可能です。電子ブレーカーは、内蔵されているCPU電流値を正確に測定し、その電流値によって電子的に遮断をする方式を用いているため、環境による影響を受けません。

 

電子ブレーカーを取り扱っている主な会社は、以下の3社になります。

ネオ・コーポレーション
ジェルシステム
エスコ

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